先日のJFKO全日本大会での白蓮会館山口翔大の偉業を解説します。

こんなこと、長々と書きそうな人間が、私しかいないだろうということで、書きます。

極真会館が出来てから50年以上が経ちます。

半世紀です。

空手バカ一代に憧れて空手の道を志したという人、大多数

空手への憧れ、最強への憧れは、まさに男のロマン

時代は流れ、極真の創始者、大山総裁が亡くなられ、極真会館は、分裂を繰り返します

最初は、大山派、松井派、遺族派の三派に分裂したと記憶しています。

そこから、さらに、分裂を繰り返し、極真の流派は、数えきれないほどの数になっています。

分裂したほとんどの極真が、おそらく最強をうたっていますが、最強ではないムードは、随所に現れています。

極真の大会で他流派のチャンピオンが誕生していることが、その証拠と言えるわけです。

白蓮会館は、南支部長が、大山総裁直々に、最強の侵略者と呼ばれたことから、最強の侵略者軍団と言われるようになりました。

目指すは、打倒極真

当然、最終的な目標は、極真の無差別の世界チャンピオンが、白蓮会館から誕生すること

極真の諸派の全日本大会で、他流派のチャンピオンが、ドンドン生まれる中、たったひとつだけ、他流派が、牙城を崩せずにいる極真がありました。

新極真会の重量級です。

さらに、付け加えると、新極真を極真時代から50年と数えると、その50年間の間に、新極真の無差別の世界大会への出場権を得た他流派の選手は、0です。

50年間、ゼロです

この度のJFKOの全日本大会は、新極真会の世界大会の選抜の試合でした。

なぜか、そのことは、大きく言われず、JFKOの世界大会のことばかり、言われていましたが、白蓮会館が目指しているのは、新極真の無差別の世界大会

重量級でベスト4に入ることが条件

山口翔大が、50年の0の歴史に、この度、終止符を打ちました

この凄さ、とんどもないです

私が新極真に出場していた頃は、無礼にも、悪役気分で、挑んでいたこともありました。

アホな考え方ですが、嫌われてナンボ

そんな、へんてこりんな考え方で、挑んでいたこともありました。

山口翔大は、違いました

会場に着いたら、審判の先生、全員に挨拶をして回っていたそうです。

練習もたくさんしたでしょう。自信もあったでしょう。

しかし

自分が一番強いという横柄さを出しては、50年の歴史が、物語っている

旗はあがらない

いや、むしろ、大会への感謝

このチャンスを与えられたことへの感謝だったのかもしれません。

そして、新極真の世界チャンピオンクラスの選手を本戦5-0で下すというとんでもないオプションつきで、文句無しの優勝を果たし、新極真の無差別の世界大会へ、優勝候補として、挑めることになったのです。

ありがとう

時代は、令和

和という文字が入っています

和合

みんな仲良くという意味です

流派のそれぞれのプライドは、もちろん、あるでしょう

だけど、そのプライドから、いがみ合いとか、こっちが強くて、あっちが弱いとか、妬みとか、嫉妬とかは、武道家の持つ感情ではない

令和の時代になって、和合のチャンピオンとも言える山口翔大の新極真の無差別世界大会出場を機に、空手界、みんなが、ひとつになって、白蓮会館のチャンピオンじゃなく、空手界全体のチャンピオンなんだと

空手界から、日本に、世界に、和合というものを発信していけるきっかけになる優勝であると確信しています。

とにかく、素晴らしい歴史的な優勝でした。

おめでとう